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家計・資格

【初心者向け】SIMカードとは?仕組み・種類をわかりやすく紹介

hunyarin7

こんにちは、初心者ブロガーのもしです。

スマホで通話やインターネットを使うために欠かせないSIMカード
普段は何気なく端末に入っているけれど、「そもそもSIMカードって何?」「種類や仕組みがよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。

私自身、スマホの料金を見直そうとしたときに、SIMカードの種類や仕組みについてきちんと理解していなかったことに気づきました。調べてみると、意外と知られていない基本や選び方のポイントが多く、「これを知っていればもっと早くお得に使えたかも」と感じました。そこで今回は、その内容を自分なりにまとめてご紹介しようと思います。

この記事では、SIMカードの基本的な仕組みや種類、通信会社との関係などをできるだけわかりやすくお伝えします。最後まで読んでいただければ、自分に合ったSIMカードを選ぶヒントが見つかり、スマホをより快適かつ安全に使うきっかけになるかもしれません。

今回の情報が、皆さんのスマホライフに少しでも役立てば嬉しいです。

SIMカードとは?

SIMカードとは、スマートフォンや携帯電話に挿して使うICチップ付きのカードのことで、正式名称は”Subscriber Identity Module(加入者識別モジュール)”と言います。

SIMカードは通信会社のネットワークに接続するのに必須で、このカードがあることで、電話やインターネット通信を使うことができます。

例えるならテーマパークの入場券のような物で、入場券を持っていなかったり、他人の券を使ったりするとテーマパークに入れないと同じで、SIMカードがなければ通信会社のネットワークに接続することができません。

SIMカードの仕組み

SIMカードには、契約者を世界で唯一特定できる番号(IMSI)や、通信会社との間で暗号化された認証を行うための秘密鍵(Ki)契約している通信会社を示す情報、そして電話番号などが記録されています。

スマートフォンにSIMカードを挿入すると、スマートフォンの端末はこれらの情報を読み取り、通信会社の基地局に送信します。次に基地局は、受け取った情報をもとに契約内容を照合し、暗号化されたやり取りを通じて正しい契約者であるかを確認します。

認証が完了すると、通信会社はスマートフォンの端末にネットワークへの接続を許可し、通話やインターネット通信ができるようになります。

この認証は毎回暗号化されるのに加えて、秘密鍵はSIMカードの外に出ることはないため、安全性は確保されます。さらに、利用者がPINコードを設定することで、万が一SIMカードが盗まれても不正利用を防ぐことができます。

SIMカードの種類

SIMカードにはいくつかの種類があり、大きく分けると「形状による違い」と「契約内容による違い」があります。

形状による違いとは、端末に差し込むSIMカードの“物理的なサイズの違い”を指します。もっとも古い“標準SIM(Mini SIM)”はカードサイズが大きく、昔の携帯電話やガラケーで使われていました。その後、スマートフォンの小型化や省スペース化に合わて“microSIM”が登場し、現在ではさらに小さい”nanoSIM”が主流になっています。

また近年では物理カードを必要とせず、スマートフォン本体に内蔵されたチップに契約情報を書き込む”eSIM”も広がってきています。

契約内容による違いとは、“SIMカードで利用できる通信サービスの範囲の違い”を指します。音声通話とデータ通信の両方が使える“音声通話SIM”、インターネット通信だけが可能な“データ通信専用SIM”、そしてデータ通信専用SIMにSMS(ショートメッセージ)機能を加えた“SMS対応SIM”などがあります。

SIMカードと通信会社の関係

SIMカードは、契約している通信会社のネットワークに接続するための
“本人証明書”のような役割を持っています。

通信会社とは、スマートフォンや携帯電話の通話・インターネット通信サービスを提供する会社のことで、NTTドコモや、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなどの大手企業や、大手企業に回線を借りてサービスを提供する格安SIM会社(mineo、IIJmioなど)があります。

また、契約者とはその回線を利用する権利を持っている人や企業のことで、個人契約であればスマホの利用料金を支払っている本人、法人契約であれば契約している会社や団体になります。

まとめ

SIMカードは、スマホが通信会社のネットワークに接続するための「本人証明書」のような存在です。契約者を特定する番号や認証用の秘密鍵、通信会社の情報などが記録され、正しい契約者と確認されることで通話や通信が可能になります。

種類はサイズ別(標準SIM、microSIM、nanoSIM、eSIM)と契約内容別(音声通話SIM、データ専用SIM、SMS対応SIM)があり、用途や端末に合わせて選ぶことが大切です。

今回の情報が、あなたにぴったりのSIMカード選びや、スマホの快適・安全な利用に役立てば幸いです。

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